平成30年 決算委員会
土木費 要旨
1 区道の通称名を本来に戻す事について
通称名は田町通りであって、エスプラナード通りではない。
平成31年度予算委員会で質疑した後の進捗状況を伺う。
全文
○委員長 次に、赤坂委員。
○委員(赤坂大輔君) 区道の名称についてお伺いいたします。前回、この間の予算特別委員会で質問した続きです。この港区公共施設案内図、ぐるっとみなとを拝見していますと、国道246号の通りから赤坂の地域で南に流れる3つの流れ、西から、一ツ木通り、みすじ通り、田町通りというのが人口に膾炙した名称だと私は認識していますが、これには一ツ木通りとみすじ通りは載っているけれども、田町通りは載っていないわけです。それは今、名称について地域で紛糾しているからです。
なぜ紛糾しているのかということで、くどいようですが1度おさらいしますと、平成8年の前に、田町通り商店街がエスプラナード赤坂という商店街名に変わった、これは異存なく変わっている、事実としてあると。しかしながら、平成8年の区の整備事業の一環の流れで、私は田町通りと言いますけれども、平成12年に田町通りにプレートが置かれ、街路樹のところの銘板をプレートと今日は言いますけれども、ありました。あと、車どめのところにもプレートがはめられる。街路灯に29基、表裏で58基、車どめに17基、都合75基のプレートがはめられているのですけれども、そこにエスプラナード赤坂通りという名称がつけられたと。これは当時の赤坂地区総合支所の係長いわく無断でつけられたという証言があります。そこからおよそ19年がたっているわけですけれども、その後、平成17年9月26日、今から14年前に、赤坂見附会とエスプラナード赤坂の商店街側で協議しまして、そのときに都市施設管理課長が立ち会われたそうですけれども、話し合いがなされて、そのプレートを外してほしい、ここはエスプラナード赤坂通りではないという町会側の主張がありまして、当然決着がつかず、翌月にまた話し合いの場を設けたのですけれども、商店街側が一方的に拒否をして、14年間今に至るという事案です。
エスプラナード赤坂通りという通称名は存在しません。通称名は届け出されて承認されてはじめて認可されるものなのでしょうけれども、平成18年には通称名を商店街側は取り下げているということで、すなわちエスプラナード赤坂通りという通称名は存在しないということです。そして、存在し得ないその名称がいまだに、この13年7カ月間、掲げられたままであるという実態について、私はこれからお伺いするわけです。 その後、平成18年6月12日に町会側がそのプレートを外してくれという要望書を出し、しかしながら、支所長は無回答、返事がない。翌月7月26日、また要望書を出して回答がない。翌年の平成19年11月の要望書にも回答がない。12月25日に督促状を出したけれども回答がない。翌々年の平成21年12月28日に、プレートを新品にする場合には、エスプラナード赤坂通りというプレートは取りつけないように申し入れましたが返事はなし。しかしながら、平成25年、老朽化によってプレートを変えるときに、やはりエスプラナード赤坂通りというプレートを取りつけているということで、いよいよ業を煮やした町会側が平成27年6月の第2回定例会で請願を出し、そして、港区議会としては、赤坂田町通りの公共施設に張られているエスプラナード赤坂通り名の銘板撤去を求める請願を港区議会としては通したということです。
ただ、議会の採択には強制力はないということは、もちろんそうなのかもしれませんが、ただ議会の判断ということで重いということで、その後、担当課長の方々がエスプラナード赤坂通りを主張している商店街側と交渉と言いますか会談を持っていただいたと。それが都合4年に4回、年に1度やられているということですけれども、全く進展がないということで、平成31年の2月の予算特別委員会に私が、今もそうですけれども、小林課長にこのことをお尋ねしました。そして最後、私のお願いに、「その思いに全力で応えてまいります」という熱いご答弁をいただきました。その後どうなりましたか、お伺いします。
○赤坂地区総合支所まちづくり課長(小林秀典君) ことしの平成31年2月28日に先方にお会いしております。当時、この通称名が地域で問題になっていることについてお尋ねしております。先方は問題になっていることについて認識しておりますし、請願が採択されていることもご存じであります。課題として認識されています。会議の内容としては、先方が課題として捉えているということを確認している、今こういう状況でございます。
○委員(赤坂大輔君) ありがとうございます。会談をしていただいたけれども、進んでいないと今私は解釈しました。問題があるというか、仄聞するところによりますと、私の管見では、反対しているのは恐らく商店街の方の一、二名であろうということです。そうなると特定されてしまいますけれども。平成17年にアンケートを町会主導で行っていますけれども、赤坂地区の18の町会のうち16が、田町通りという通称名に賛同しておりまして、残りの2町会は無回答、そのかいわいのビルのオーナーさんも、53人中47人が田町通りに賛同している、88.7%、残りの方は未回答。エスプラナード通りにしてほしいという方はまだ1人もいらっしゃらない、商店街の一、二名であるということを仄聞しております。これは前回の質疑で話が出ましたが、地域の総意という話が出ていますけれども、それは総意ではなくて、全員一致でなければ進まないということです。それはもう進みようがないのです。だから、今その確認をし合っている状況、既に一方的にプレートをつけてから19年がたっていて、エスプラナード赤坂通りという、いや、そんな通り名はそもそもない、19年間無断で取りつけられていると。前回の質疑でさんざんやりましたから、やりませんが。区の所有物に名称をはめていると。そのプレートが商店街のものだから外せないというご回答でした。
今後の展望について、課長はどのように捉えられているのか、お願いします。
○赤坂地区総合支所まちづくり課長(小林秀典君) 今後の展望についてですが、通称名は、沿道の町会、自治会、商店街及び沿道の地権者の総意で決められるものです。引き続き丁寧に交渉してまいりたいと思います。 ○委員(赤坂大輔君) 課長、そこはもう一致しているのです。商店街のごく一部だと、1人か2人だと私は見立てているので、要望ですが、今度会談されるときは、恐らく反対しているのは会談する方ですよ、あなたですということを、目を見てしっかり伝えていただきたいと申し伝えたい。この事案が動くには何が必要かと課長は今お考えでしょうか。それに付随して、会談のときの先方の様子ですとか、加えて町会の方々にもいま一度、意見は一致しているのですけれども、どういう思いでいるのかを課長にも聞いてきていただきたいと思うのですけれども、その点についてお答えいただけますか。
○赤坂地区総合支所まちづくり課長(小林秀典君) まず1点目ですけれども、解決するために必要なことですけれども、沿道の地権者を含め、町会、商店街の皆さんとの意見調整の積み重ねが必要だと考えております。
2点目のご質問で先方の様子とありましたけれども、大変気にかけている印象を私は受けました。それから、町会の方々にも会ってお話をということですけれども、これまで赤坂地区総合支所まちづくり課に着任しまして、イベント、行事、陳情等で町会の方々にお会いする機会はありました。ただ、これまでこの件で町会の方とお会いしたことはありませんので、町会の方々からもお話を聞いてまいりたいと思います。
○委員(赤坂大輔君) 大変気にかけられているということは、私もそうだろうと思います。先日も先方とマツモトキヨシの店内でばったり会いましたら、180度私の前から後ろに去って行かれました。確かに気にかけられていると思いますけれども、軍事用語で言うと遅滞戦術と言うのですかね、なかなか進まないですね。
それで、田町通りというのが人口に膾炙していまして、何にしても、田町通りと言えばタクシー、私はタクシーにもう乗りませんけどね。タクシーに関しましても、田町通りと言わないと通用しない。かつ歌謡曲でもあるじゃないですか、「別れても好きな人」ですか、乃木坂とか田町通りって出てきます。大ヒット曲ですよ。誰が歌ったのかな、私も世代があれですが。
ぜひ、そのあたりもご理解いただけていると思いますが。まず、その2つの名称が並立はしていないですけれども、2つあるということは、災害や防災のときの混乱も招きかねない。田町通りとエスプラナード通りが名称を主張し合っている事実は地元の方はご存じないので、ぜひ、小林課長は、前回も申し上げましたけれども、あの繁華街のところでの路上駐輪の違反、シールとか、ここにたばこを捨てないでくださいとか、置かないでくださいとか、私が連絡したら、私より先に来るぐらいの迅速さと、あのときの課長のスピーディーさと、汗をすごいかいて必死に来ていただいたときの、あのキラキラした目は忘れませんよ。私はあのとき、小林課長は役所の方にありがちな「大過なく」という事だけを目的に区役所人生を終わるような方ではないと。ぜひ、議会でも採択されており、地元の人もほぼほぼ一致していると、これは総意と捉えていいという状況のもとで、これから人間関係を築くとか提案していくという段階は過ぎたと。17年たっているわけです。そうではないかという姿勢ではなくて、ねばならないという姿勢で、前回は全力で取り組むとおっしゃっていただきましたが、今回は本当に、一身を擲って、ぜひ敢行していただきたいということを課長にお尋ねいたします。
○赤坂地区総合支所まちづくり課長(小林秀典君) 引き続き、全力で取り組んでまいります。
○委員(赤坂大輔君) 質問を終わります。ありがとうございました。
○委員長 赤坂委員の発言は終わりました。
○委員(赤坂大輔君) 区道の名称についてお伺いいたします。前回、この間の予算特別委員会で質問した続きです。この港区公共施設案内図、ぐるっとみなとを拝見していますと、国道246号の通りから赤坂の地域で南に流れる3つの流れ、西から、一ツ木通り、みすじ通り、田町通りというのが人口に膾炙した名称だと私は認識していますが、これには一ツ木通りとみすじ通りは載っているけれども、田町通りは載っていないわけです。それは今、名称について地域で紛糾しているからです。
なぜ紛糾しているのかということで、くどいようですが1度おさらいしますと、平成8年の前に、田町通り商店街がエスプラナード赤坂という商店街名に変わった、これは異存なく変わっている、事実としてあると。しかしながら、平成8年の区の整備事業の一環の流れで、私は田町通りと言いますけれども、平成12年に田町通りにプレートが置かれ、街路樹のところの銘板をプレートと今日は言いますけれども、ありました。あと、車どめのところにもプレートがはめられる。街路灯に29基、表裏で58基、車どめに17基、都合75基のプレートがはめられているのですけれども、そこにエスプラナード赤坂通りという名称がつけられたと。これは当時の赤坂地区総合支所の係長いわく無断でつけられたという証言があります。そこからおよそ19年がたっているわけですけれども、その後、平成17年9月26日、今から14年前に、赤坂見附会とエスプラナード赤坂の商店街側で協議しまして、そのときに都市施設管理課長が立ち会われたそうですけれども、話し合いがなされて、そのプレートを外してほしい、ここはエスプラナード赤坂通りではないという町会側の主張がありまして、当然決着がつかず、翌月にまた話し合いの場を設けたのですけれども、商店街側が一方的に拒否をして、14年間今に至るという事案です。
エスプラナード赤坂通りという通称名は存在しません。通称名は届け出されて承認されてはじめて認可されるものなのでしょうけれども、平成18年には通称名を商店街側は取り下げているということで、すなわちエスプラナード赤坂通りという通称名は存在しないということです。そして、存在し得ないその名称がいまだに、この13年7カ月間、掲げられたままであるという実態について、私はこれからお伺いするわけです。 その後、平成18年6月12日に町会側がそのプレートを外してくれという要望書を出し、しかしながら、支所長は無回答、返事がない。翌月7月26日、また要望書を出して回答がない。翌年の平成19年11月の要望書にも回答がない。12月25日に督促状を出したけれども回答がない。翌々年の平成21年12月28日に、プレートを新品にする場合には、エスプラナード赤坂通りというプレートは取りつけないように申し入れましたが返事はなし。しかしながら、平成25年、老朽化によってプレートを変えるときに、やはりエスプラナード赤坂通りというプレートを取りつけているということで、いよいよ業を煮やした町会側が平成27年6月の第2回定例会で請願を出し、そして、港区議会としては、赤坂田町通りの公共施設に張られているエスプラナード赤坂通り名の銘板撤去を求める請願を港区議会としては通したということです。
ただ、議会の採択には強制力はないということは、もちろんそうなのかもしれませんが、ただ議会の判断ということで重いということで、その後、担当課長の方々がエスプラナード赤坂通りを主張している商店街側と交渉と言いますか会談を持っていただいたと。それが都合4年に4回、年に1度やられているということですけれども、全く進展がないということで、平成31年の2月の予算特別委員会に私が、今もそうですけれども、小林課長にこのことをお尋ねしました。そして最後、私のお願いに、「その思いに全力で応えてまいります」という熱いご答弁をいただきました。その後どうなりましたか、お伺いします。
○赤坂地区総合支所まちづくり課長(小林秀典君) ことしの平成31年2月28日に先方にお会いしております。当時、この通称名が地域で問題になっていることについてお尋ねしております。先方は問題になっていることについて認識しておりますし、請願が採択されていることもご存じであります。課題として認識されています。会議の内容としては、先方が課題として捉えているということを確認している、今こういう状況でございます。
○委員(赤坂大輔君) ありがとうございます。会談をしていただいたけれども、進んでいないと今私は解釈しました。問題があるというか、仄聞するところによりますと、私の管見では、反対しているのは恐らく商店街の方の一、二名であろうということです。そうなると特定されてしまいますけれども。平成17年にアンケートを町会主導で行っていますけれども、赤坂地区の18の町会のうち16が、田町通りという通称名に賛同しておりまして、残りの2町会は無回答、そのかいわいのビルのオーナーさんも、53人中47人が田町通りに賛同している、88.7%、残りの方は未回答。エスプラナード通りにしてほしいという方はまだ1人もいらっしゃらない、商店街の一、二名であるということを仄聞しております。これは前回の質疑で話が出ましたが、地域の総意という話が出ていますけれども、それは総意ではなくて、全員一致でなければ進まないということです。それはもう進みようがないのです。だから、今その確認をし合っている状況、既に一方的にプレートをつけてから19年がたっていて、エスプラナード赤坂通りという、いや、そんな通り名はそもそもない、19年間無断で取りつけられていると。前回の質疑でさんざんやりましたから、やりませんが。区の所有物に名称をはめていると。そのプレートが商店街のものだから外せないというご回答でした。
今後の展望について、課長はどのように捉えられているのか、お願いします。
○赤坂地区総合支所まちづくり課長(小林秀典君) 今後の展望についてですが、通称名は、沿道の町会、自治会、商店街及び沿道の地権者の総意で決められるものです。引き続き丁寧に交渉してまいりたいと思います。 ○委員(赤坂大輔君) 課長、そこはもう一致しているのです。商店街のごく一部だと、1人か2人だと私は見立てているので、要望ですが、今度会談されるときは、恐らく反対しているのは会談する方ですよ、あなたですということを、目を見てしっかり伝えていただきたいと申し伝えたい。この事案が動くには何が必要かと課長は今お考えでしょうか。それに付随して、会談のときの先方の様子ですとか、加えて町会の方々にもいま一度、意見は一致しているのですけれども、どういう思いでいるのかを課長にも聞いてきていただきたいと思うのですけれども、その点についてお答えいただけますか。
○赤坂地区総合支所まちづくり課長(小林秀典君) まず1点目ですけれども、解決するために必要なことですけれども、沿道の地権者を含め、町会、商店街の皆さんとの意見調整の積み重ねが必要だと考えております。
2点目のご質問で先方の様子とありましたけれども、大変気にかけている印象を私は受けました。それから、町会の方々にも会ってお話をということですけれども、これまで赤坂地区総合支所まちづくり課に着任しまして、イベント、行事、陳情等で町会の方々にお会いする機会はありました。ただ、これまでこの件で町会の方とお会いしたことはありませんので、町会の方々からもお話を聞いてまいりたいと思います。
○委員(赤坂大輔君) 大変気にかけられているということは、私もそうだろうと思います。先日も先方とマツモトキヨシの店内でばったり会いましたら、180度私の前から後ろに去って行かれました。確かに気にかけられていると思いますけれども、軍事用語で言うと遅滞戦術と言うのですかね、なかなか進まないですね。
それで、田町通りというのが人口に膾炙していまして、何にしても、田町通りと言えばタクシー、私はタクシーにもう乗りませんけどね。タクシーに関しましても、田町通りと言わないと通用しない。かつ歌謡曲でもあるじゃないですか、「別れても好きな人」ですか、乃木坂とか田町通りって出てきます。大ヒット曲ですよ。誰が歌ったのかな、私も世代があれですが。
ぜひ、そのあたりもご理解いただけていると思いますが。まず、その2つの名称が並立はしていないですけれども、2つあるということは、災害や防災のときの混乱も招きかねない。田町通りとエスプラナード通りが名称を主張し合っている事実は地元の方はご存じないので、ぜひ、小林課長は、前回も申し上げましたけれども、あの繁華街のところでの路上駐輪の違反、シールとか、ここにたばこを捨てないでくださいとか、置かないでくださいとか、私が連絡したら、私より先に来るぐらいの迅速さと、あのときの課長のスピーディーさと、汗をすごいかいて必死に来ていただいたときの、あのキラキラした目は忘れませんよ。私はあのとき、小林課長は役所の方にありがちな「大過なく」という事だけを目的に区役所人生を終わるような方ではないと。ぜひ、議会でも採択されており、地元の人もほぼほぼ一致していると、これは総意と捉えていいという状況のもとで、これから人間関係を築くとか提案していくという段階は過ぎたと。17年たっているわけです。そうではないかという姿勢ではなくて、ねばならないという姿勢で、前回は全力で取り組むとおっしゃっていただきましたが、今回は本当に、一身を擲って、ぜひ敢行していただきたいということを課長にお尋ねいたします。
○赤坂地区総合支所まちづくり課長(小林秀典君) 引き続き、全力で取り組んでまいります。
○委員(赤坂大輔君) 質問を終わります。ありがとうございました。
○委員長 赤坂委員の発言は終わりました。