令和3年 予算委員会
教育費 要旨
至近で、世界の運動会であるオリンピックが開催され、神宮球場はじめ至る所で競技が再開されている中、オリンピック準備の名のもと、場所の制約等散々我慢を強いられてきた港区の子供達による「港区小中学生連合運動会」はなぜに中止にされたのか。開催への覚悟は微塵も感じられず、感じられるのは大人の保身のみ。中止に至る過程・決定を説明できるのか。
全文
◯委員(赤坂大輔君)
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されまして、新競技場で開会式、閉会式も行われました。神宮球場をはじめとする至るところで、連日連夜、神宮球場では昼は六大学野球、東都大学で爽やかな声援が飛び交い、夜はヤクルトスワローズのがなり立てるようなDJの騒音が青山のまちを覆い尽くしていますけれども、連日連夜、そのような競技を大人たちがおこなっており、また、コロナ渦以前から東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催ということで場所や時間の制約などで様々な実害を受けていた港区の子供たちが行うはずの小学校連合運動会、中学校連合体育大会が、なぜに中止になったのか、お伺いしたいと思います。
◯教育指導担当課長(篠崎玲子君)
中学校連合体育大会、小学校連合運動会、特別支援学級合同運動会については、9月の緊急事態宣言中にハイブリット型学習を進めており、朝練習の実施や体育の学習内容を一部制限したことにより、児童・生徒が大会に向けた練習を十分にできず、安全を確保できないため、一斉での開催は中止をいたしました。各小・中学校では、連合体育大会や連合運動会の代替として、連合体育大会や連合運動会で予定していた種目を校内で実施して記録を取るなど、児童・生徒の体力向上に係る取組を進めています。
また、特別支援学級合同運動会の代替としては、体力向上に係る取組や、特別支援学級間のオンラインでの児童・生徒の交流活動を一層充実しているところです。
◯委員(赤坂大輔君)
全然本質を理解していると思えませんし、そのような詭弁は高校野球で聞きました。朝日新聞、なぜ民間の会社が高校の部活の総括する高校野球の総元締をやっているのか、そのような構造的な矛盾に関してはここで言うことではありませんけれども、昨年高校野球が中止になりましたが、その理由の一つが高校野球児の練習量が足りないのでけがが心配だったと。運動音痴が考えそうな余計なお世話です。球児たちは怪我なんて織り込み済みの命がけでやっている。高校野球、今年は開催されまして、去年は中止になりました。その理由を説明できる人は誰もいません。去年、甲子園が中止となり、全国高校野球に出られなかった球児たちがいます。偽善と欺瞞に満ちたマスコミは、甲子園がなくなった球児たちが、「出られなかった我々の分まで後輩に頑張ってほしい」とか、「我々は出場できなかったが今年は開催されてよかった」などという声を拾っていますけれども、高校野球を目指して公益財団法人日本高等学校野球連盟に所属している14万人の高校野球児、去年出られなかった3年生は、おそらく本音では誰1人としてそのようなことは思っていない。彼らが思っている事はもう二度と高校野球などは見たくないと。公益財団法人日本高等学校野球連盟と朝日新聞だけは絶対許せないと思っている筈です。
小・中学生の連合体育大会が、別にそこまでの思いがあるかどうか分かりませんが、少なくとも運動だけでもヒーローになれる子がいたはずで、調べますと、この連合体育大会でサニブラウン選手も記録を持っていると。彼に並ぶ記録を載せることができた子はいたかもしれないのです。この一連の中止決定には、大人がリスクを取りたくないがゆえに、開催を取りやめたとしか思えないのです。高校野球では朝日新聞や公益財団法人日本高等学校野球連盟は子どもたちのやる気を原資として甘い汁をすすってきたのに、いざ批判が来ることを恐れて保身と偽善で大会を中止にした。私もそのうち仕事を変えようと思っていますから、テニスのコーチなどがんがんやっていますけれども、港区の子どもたちから聞きました。学級会で大きなため息と憤りの声が上がったと。誰がどうやってこれ中止にしたのだ、大人たちは東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会をやっているではないかと。どうしてこのようなことになったのだと。港区が決めましたと担任の先生が言ったことに対して、港区で誰が決めたのですか、教育委員会です、教育委員会とはどのような組織なのですかというところまでいきました。その後、教育委員会に子どもたちがどのようなイメージを持ったか分かりませんけれども、大人たちが勇気と気概を抱いていたら開催しようと思ったらできたはずです。別にその各学校で記録を取って、選抜された人たちだけ行けばいいではないですか。無観客でやればいいじゃないですか。連合体育大会の趣旨として、港区ではクラスが少ないから小規模な運動会をやっている、だから、様々な学校が集まって連合体育大会をやると。この意義は確かに失われるかもしれませんが、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見てください。そのような、やろうと前のめり、とにかくやろうとしているから、新型コロナウイルス感染症の患者が出ようが、チームに出ようが、当日検査して大丈夫だったらほかの選手は出られるなど、とにかくやることだけ考えているのです。そこまでやれとは言いませんけれども、どのようにしたらできるのではないかという案は出たと思うのです。それはどのような案が出たのか教えてください。
◯教育指導担当課長(篠崎玲子君)
ぎりぎりまで校長会と相談しながら、子どもたちもできる限りやはり参加させたいと教育委員会も学校も思ってございました。会場の準備から、あと練習を短いところで日程を立てていかなくてはいけないのですが、やはり密を避けたり、練習で集めたりということがなかなか難しく、緊急事態宣言中であったので、準備が難しかったというところで、本当に苦渋の決断でしたが、断念させていただきました。やはり練習の時間が足りないというところが、一番でございます。
◯委員(赤坂大輔君)
練習の時間が足りないとおっしゃいますけれども、どのような練習をされるのですか。
◯教育指導担当課長(篠崎玲子君)
例えば小学校ですと、走り幅跳び、走り高跳び、ソフトボール投げ、50メートルハードル走、それから4掛ける100メートルのリレーがございます。中学校だと、これに加えて1,500メートル走や100メートルハードル等も出てきます。こちらもやはり個別に、一つ一つ子どもたちにまずチャレンジをさせて、その上でどういった競技で種目は出たいかということを調査します。その上で、どの種目にエントリーをするかを確認した上で、どのように練習していこうかということの計画を立てます。それをするには、本当に苦渋の決断だったのですが、コロナ禍においてはなかなか難しいということで、できませんでした。
◯委員(赤坂大輔君)
私がお伺いしたのはどのような練習をするのかという、練習の時間が足りないという意味が分かりません。
◯教育指導担当課長(篠崎玲子君)
朝練習、それから体育の時間に練習をします。ハイブリッド授業等も行っておりましたので、体育の実技の授業、時間がなかなか取れないというところがございましたので、その体育の時間と朝の時間を使って練習をしております。
◯委員(赤坂大輔君)
練習をできないと、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
◯教育指導担当課長(篠崎玲子君)
やはりスタートの練習ですとか、例えばジャンプをするときにどうやって踏み切っていくと、自分の能力がしっかり発揮されて記録を伸ばすことができるかということができないので、そこがデメリットです。それからしっかりと体を鍛えていかなければならないので、けがというところにもつながるというふうに考えてございます。
◯委員(赤坂大輔君)
そんな些末な事、中止決定の理由の一つにもなりませんよ。私もこのコロナ禍、通常開催は無理だとは思いますよ。でも色んな工夫で開催自体は出来たと思う、分かりました。分かりましたというか、議論が平行線なのが分かりました。
それでは、来年も練習時間が足りないと中止になる可能性があるわけですが、例えば天候不良が続くとか、新型コロナウイルス感染症ではなくても、異常気象で天候不良が続くとか、大型台風が連続して来るとか、そのようなことがあって練習時間が足りなくても中止になる可能性があるということですね。
◯教育指導担当課長(篠崎玲子君)
天候不良等のことがあった場合には、体育館等、室内等、港区は施設もとてもいいので、そういったところで工夫をして練習をしたいとは思います。密になるとか、ならないということは別として、そのようなことを考えてございます。
◯委員(赤坂大輔君)
体育館で練習するということになると、ソフトボール投げなどの練習はできないと思うのですけれども、そうしたらソフトボール投げなどの種目を変えていくということですか。
◯教育指導担当課長(篠崎玲子君)
もしそうなった場合には、校長会と協議をして、そのようなことがあるかもしれません。ただ、本当のボールが普通のボールで、軽いものを投げて練習をしていくということはあるのかなと思いますので、ケース・バイ・ケースかと思いますが、そのようなことも視野に検討はしていくと思います。
◯委員(赤坂大輔君)
軽いものを投げると逆にけがをしますよね。ここでひとつ大事なのは教育長は浦田教育長だということです。私もテニスをやっていた時期がありました。10年ぐらい前、浦田教育長とも5回、10回テニスをしましたけども、ひねられました。全然かなわないです。それはそうです。日本ベテランのチャンピオンですから、浦田教育長は。ウィンブルドンに出た日本の昔の選手なども破っているのです、ベテランの部で。浦田教育長はお分かりだと思いますが、忸怩たる思いで座られていると思いますけれども、この質問は終わりにします。
いずれにしましても、オリンピックをやるという風潮があって、運動会を中止なのにという話になっていましたけれども、本来運動会というものは146年前の明治7年に、築地で海軍兵学校による競闘遊戯会というものが前提で、もともと競技はオリンピックを参考にしているということで、運動会というものは小オリンピックなのです。だから、どのように説明を受けようとも、今回の中止は承服できないという。私が承服しようが何だろうか、どうでもいいことなのですけれども、子どもたちの心に、大人の身勝手さとか、保身とか、偽善とか、欺瞞という思いが残っているということは確かです。私のようなくず人間に言われて、忸怩たるものはあるでしょう。来年の開催を期待していますし、去年、今年の、そのような思いを持った子どもたちに教育のほかの機会を与えるとか、あのようなすてきなところで記録が出て、晴々として、私は来賓に行ったことがありますが、あのような顔というものは見ないです。勉強ばかりが順位をつけられて、運動ができる子たちの脚光を浴びる場所がない、そのような場所をやすやすと奪っているというようにしか私は思いませんし、これからもどのように子どもたちが思っているのかということは、私ごときが言ってもしようがないのであれですけれども、強く、もう今期質問するつもりはなかったのですけれども、憤懣やる方ない思いでいる子どもたちがいっぱいいるということだけは御理解ください。
以上です。
◯委員長
赤坂大輔委員の発言は終わりました。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されまして、新競技場で開会式、閉会式も行われました。神宮球場をはじめとする至るところで、連日連夜、神宮球場では昼は六大学野球、東都大学で爽やかな声援が飛び交い、夜はヤクルトスワローズのがなり立てるようなDJの騒音が青山のまちを覆い尽くしていますけれども、連日連夜、そのような競技を大人たちがおこなっており、また、コロナ渦以前から東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催ということで場所や時間の制約などで様々な実害を受けていた港区の子供たちが行うはずの小学校連合運動会、中学校連合体育大会が、なぜに中止になったのか、お伺いしたいと思います。
◯教育指導担当課長(篠崎玲子君)
中学校連合体育大会、小学校連合運動会、特別支援学級合同運動会については、9月の緊急事態宣言中にハイブリット型学習を進めており、朝練習の実施や体育の学習内容を一部制限したことにより、児童・生徒が大会に向けた練習を十分にできず、安全を確保できないため、一斉での開催は中止をいたしました。各小・中学校では、連合体育大会や連合運動会の代替として、連合体育大会や連合運動会で予定していた種目を校内で実施して記録を取るなど、児童・生徒の体力向上に係る取組を進めています。
また、特別支援学級合同運動会の代替としては、体力向上に係る取組や、特別支援学級間のオンラインでの児童・生徒の交流活動を一層充実しているところです。
◯委員(赤坂大輔君)
全然本質を理解していると思えませんし、そのような詭弁は高校野球で聞きました。朝日新聞、なぜ民間の会社が高校の部活の総括する高校野球の総元締をやっているのか、そのような構造的な矛盾に関してはここで言うことではありませんけれども、昨年高校野球が中止になりましたが、その理由の一つが高校野球児の練習量が足りないのでけがが心配だったと。運動音痴が考えそうな余計なお世話です。球児たちは怪我なんて織り込み済みの命がけでやっている。高校野球、今年は開催されまして、去年は中止になりました。その理由を説明できる人は誰もいません。去年、甲子園が中止となり、全国高校野球に出られなかった球児たちがいます。偽善と欺瞞に満ちたマスコミは、甲子園がなくなった球児たちが、「出られなかった我々の分まで後輩に頑張ってほしい」とか、「我々は出場できなかったが今年は開催されてよかった」などという声を拾っていますけれども、高校野球を目指して公益財団法人日本高等学校野球連盟に所属している14万人の高校野球児、去年出られなかった3年生は、おそらく本音では誰1人としてそのようなことは思っていない。彼らが思っている事はもう二度と高校野球などは見たくないと。公益財団法人日本高等学校野球連盟と朝日新聞だけは絶対許せないと思っている筈です。
小・中学生の連合体育大会が、別にそこまでの思いがあるかどうか分かりませんが、少なくとも運動だけでもヒーローになれる子がいたはずで、調べますと、この連合体育大会でサニブラウン選手も記録を持っていると。彼に並ぶ記録を載せることができた子はいたかもしれないのです。この一連の中止決定には、大人がリスクを取りたくないがゆえに、開催を取りやめたとしか思えないのです。高校野球では朝日新聞や公益財団法人日本高等学校野球連盟は子どもたちのやる気を原資として甘い汁をすすってきたのに、いざ批判が来ることを恐れて保身と偽善で大会を中止にした。私もそのうち仕事を変えようと思っていますから、テニスのコーチなどがんがんやっていますけれども、港区の子どもたちから聞きました。学級会で大きなため息と憤りの声が上がったと。誰がどうやってこれ中止にしたのだ、大人たちは東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会をやっているではないかと。どうしてこのようなことになったのだと。港区が決めましたと担任の先生が言ったことに対して、港区で誰が決めたのですか、教育委員会です、教育委員会とはどのような組織なのですかというところまでいきました。その後、教育委員会に子どもたちがどのようなイメージを持ったか分かりませんけれども、大人たちが勇気と気概を抱いていたら開催しようと思ったらできたはずです。別にその各学校で記録を取って、選抜された人たちだけ行けばいいではないですか。無観客でやればいいじゃないですか。連合体育大会の趣旨として、港区ではクラスが少ないから小規模な運動会をやっている、だから、様々な学校が集まって連合体育大会をやると。この意義は確かに失われるかもしれませんが、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見てください。そのような、やろうと前のめり、とにかくやろうとしているから、新型コロナウイルス感染症の患者が出ようが、チームに出ようが、当日検査して大丈夫だったらほかの選手は出られるなど、とにかくやることだけ考えているのです。そこまでやれとは言いませんけれども、どのようにしたらできるのではないかという案は出たと思うのです。それはどのような案が出たのか教えてください。
◯教育指導担当課長(篠崎玲子君)
ぎりぎりまで校長会と相談しながら、子どもたちもできる限りやはり参加させたいと教育委員会も学校も思ってございました。会場の準備から、あと練習を短いところで日程を立てていかなくてはいけないのですが、やはり密を避けたり、練習で集めたりということがなかなか難しく、緊急事態宣言中であったので、準備が難しかったというところで、本当に苦渋の決断でしたが、断念させていただきました。やはり練習の時間が足りないというところが、一番でございます。
◯委員(赤坂大輔君)
練習の時間が足りないとおっしゃいますけれども、どのような練習をされるのですか。
◯教育指導担当課長(篠崎玲子君)
例えば小学校ですと、走り幅跳び、走り高跳び、ソフトボール投げ、50メートルハードル走、それから4掛ける100メートルのリレーがございます。中学校だと、これに加えて1,500メートル走や100メートルハードル等も出てきます。こちらもやはり個別に、一つ一つ子どもたちにまずチャレンジをさせて、その上でどういった競技で種目は出たいかということを調査します。その上で、どの種目にエントリーをするかを確認した上で、どのように練習していこうかということの計画を立てます。それをするには、本当に苦渋の決断だったのですが、コロナ禍においてはなかなか難しいということで、できませんでした。
◯委員(赤坂大輔君)
私がお伺いしたのはどのような練習をするのかという、練習の時間が足りないという意味が分かりません。
◯教育指導担当課長(篠崎玲子君)
朝練習、それから体育の時間に練習をします。ハイブリッド授業等も行っておりましたので、体育の実技の授業、時間がなかなか取れないというところがございましたので、その体育の時間と朝の時間を使って練習をしております。
◯委員(赤坂大輔君)
練習をできないと、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
◯教育指導担当課長(篠崎玲子君)
やはりスタートの練習ですとか、例えばジャンプをするときにどうやって踏み切っていくと、自分の能力がしっかり発揮されて記録を伸ばすことができるかということができないので、そこがデメリットです。それからしっかりと体を鍛えていかなければならないので、けがというところにもつながるというふうに考えてございます。
◯委員(赤坂大輔君)
そんな些末な事、中止決定の理由の一つにもなりませんよ。私もこのコロナ禍、通常開催は無理だとは思いますよ。でも色んな工夫で開催自体は出来たと思う、分かりました。分かりましたというか、議論が平行線なのが分かりました。
それでは、来年も練習時間が足りないと中止になる可能性があるわけですが、例えば天候不良が続くとか、新型コロナウイルス感染症ではなくても、異常気象で天候不良が続くとか、大型台風が連続して来るとか、そのようなことがあって練習時間が足りなくても中止になる可能性があるということですね。
◯教育指導担当課長(篠崎玲子君)
天候不良等のことがあった場合には、体育館等、室内等、港区は施設もとてもいいので、そういったところで工夫をして練習をしたいとは思います。密になるとか、ならないということは別として、そのようなことを考えてございます。
◯委員(赤坂大輔君)
体育館で練習するということになると、ソフトボール投げなどの練習はできないと思うのですけれども、そうしたらソフトボール投げなどの種目を変えていくということですか。
◯教育指導担当課長(篠崎玲子君)
もしそうなった場合には、校長会と協議をして、そのようなことがあるかもしれません。ただ、本当のボールが普通のボールで、軽いものを投げて練習をしていくということはあるのかなと思いますので、ケース・バイ・ケースかと思いますが、そのようなことも視野に検討はしていくと思います。
◯委員(赤坂大輔君)
軽いものを投げると逆にけがをしますよね。ここでひとつ大事なのは教育長は浦田教育長だということです。私もテニスをやっていた時期がありました。10年ぐらい前、浦田教育長とも5回、10回テニスをしましたけども、ひねられました。全然かなわないです。それはそうです。日本ベテランのチャンピオンですから、浦田教育長は。ウィンブルドンに出た日本の昔の選手なども破っているのです、ベテランの部で。浦田教育長はお分かりだと思いますが、忸怩たる思いで座られていると思いますけれども、この質問は終わりにします。
いずれにしましても、オリンピックをやるという風潮があって、運動会を中止なのにという話になっていましたけれども、本来運動会というものは146年前の明治7年に、築地で海軍兵学校による競闘遊戯会というものが前提で、もともと競技はオリンピックを参考にしているということで、運動会というものは小オリンピックなのです。だから、どのように説明を受けようとも、今回の中止は承服できないという。私が承服しようが何だろうか、どうでもいいことなのですけれども、子どもたちの心に、大人の身勝手さとか、保身とか、偽善とか、欺瞞という思いが残っているということは確かです。私のようなくず人間に言われて、忸怩たるものはあるでしょう。来年の開催を期待していますし、去年、今年の、そのような思いを持った子どもたちに教育のほかの機会を与えるとか、あのようなすてきなところで記録が出て、晴々として、私は来賓に行ったことがありますが、あのような顔というものは見ないです。勉強ばかりが順位をつけられて、運動ができる子たちの脚光を浴びる場所がない、そのような場所をやすやすと奪っているというようにしか私は思いませんし、これからもどのように子どもたちが思っているのかということは、私ごときが言ってもしようがないのであれですけれども、強く、もう今期質問するつもりはなかったのですけれども、憤懣やる方ない思いでいる子どもたちがいっぱいいるということだけは御理解ください。
以上です。
◯委員長
赤坂大輔委員の発言は終わりました。