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議会活動

平成23年度第3回定例会決算特別委員会教育費

要旨

体育指導員について
1 採用につき、運動能力をどのように査定しているのか
2 免許等について
スポーツ環境の向上について
1 芝浦運動場の件
2 青山運動場の件
3 麻布運動場の件
図書館について
1 図書館適正予約冊数について
2 新刊図書の予約の扱いについて
その他
中学校休憩時間の過ごし方の大まかな規定について

全文

◯委員(赤坂だいすけ君)
体育指導委員改め、スポーツ推進委員について伺います。
 私個人のことでいうと、私はテニスを教える免許を持っています。また、サッカー、スキーの免許も持っています。野球が趣味ということで、私は自分の子どもの誕生を心待ちにしていました。子どもにもずっと教えていて、結構教え方がうまいなと自負していたのですけれども、自分の子どもには無理なんですね。何か怒っちゃうし、イライラするし。結局、野球、テニスはパパとやらないと息子に言われて、しようがないので、港区ではないですけど、他区の当時体育指導委員のテニス教室に息子を行かせたのです。どうなるかなと思って、帰ってきたら、大喜びで帰ってきまして、「どうだった、テニスおもしろかった」と言ったら、「テニスじゃなくて、バリーさんがおもしろかった」と言うのです。「バリーさんって何だ」と聞いたら、うちの女房が困惑した表情で説明し始めるのです。テニスの先生が、初老の方が登場したと。子どもたちのコーチだと。ズボンがストレッチのきいていないズボンで、屈伸と言った瞬間におしりのところがバリッと破れたらしいのです。バリッと破れて、衝撃的だったと。子どもたちは大喜びで。
 テニスを教える中において、いまだにジュニアを教える中において論争がありまして、フォアハンドは片手、バックは両手打ちが現在は主流ですけれども、80年代、90年代まではバックは片手打ちが主流だった。だけど、現在バックは両手打ちを教えるべきだろうということで、ある程度決着がついている。ただ、フォアは小さいときから片手で教えるか、それとも体のバランスを考えて両手でやるかということは、いまだに見解が一致するところはないのですけど、バリーさんのクラスでは、バリーさん、パンツを隠すのに精いっぱいで片手打ちしか教えられない。うちの息子は両方とも片手打ちになって帰ってきたのです、バリーさんに教わって。子供はバリーさんの話しかしないのです。ほかの幼稚園の友達も、うちの息子一人だと、他区の教室だから寂しがると思って、同じ幼稚園の子どもたちにもその教室に行かせたのですけれども、みんなバリーさんのズボンが破れる話しかしなくて。他の方々曰く、バリーさんはもしズボンが破けていなくても、おおよそテニスができるようなレベルではなかったと。そもそもスポーツ推進委員の運動能力というのは、どのように査定しているのか伺います。

◯生涯学習推進課長・国体推進担当課長兼務(大竹悦子君)  スポーツ推進委員を委嘱する際に運動能力の査定は行っておりません。スポーツ推進委員には、実技指導のみならず、自ら事業を企画運営し、さらに地域スポーツ振興の推進者、コーディネーターとしての役割が期待されています。このため、各地区の青少年対策地区委員会に推薦を依頼する際には、地域でのスポーツ活動を積極的に推進し、行政と地域とを結ぶ役割を担う方として、実践的な活動が行える方で、地域社会に融和しているスポーツ関係者の推薦をお願いしております。運動能力については、委嘱の要件になっておりません。

◯委員(赤坂大輔君)  この決算特別委員会の中でもいろいろプロだとか、トップアスリートを見ることによって子どもたちの運動に対する動機を喚起するみたいなものもありますけれども、スポーツ推進委員の運動能力の査定がないというのはちょっとおかしいと思うので、これは以後に回しますけど。
 さっき免許と言いましたけれども、少なくとも各スポーツにおいては、最終的には権限が協会に収斂されるのです。どういう権限でもってスポーツ推進委員の方々はそういう競技を教えているのかなと。例えば、私の例でいうと、テニス協会からはただで教えるなという通達があります。ただで教えてはいけない。ある程度の報酬を取って教えるようにという通達があり、かつさまざまなそういう、指導要綱が変わったということは毎回来ますけれども、それはどこの協会でも一致していることであろうと思いますけれども、そもそも、前も委員会で言いましたけれども、ブラック・ジャックみたいに無免許でも腕のいい人はいます。でも無免許でそれぞれのスポーツを教えていくということはいかがなるものかと思っていますけれども、免許の所持というのは必要あるやなしや、いかがでしょう。

◯生涯学習推進課長・国体推進担当課長兼務(大竹悦子君)  スポーツ推進委員を委嘱する際には、スポーツに関する免許等の確認はしておりません。履歴書等を提出していただきますので、その中で、そのような免許を持っている方がいらっしゃるということはもちろんございます。先ほどの続きにはなりますけれども、推薦の際には、地域社会に打ち解けて活動していただける、地域や職場のスポーツ関係者等の推薦を依頼してございます。実際には、例えばスポーツ推進委員が積極的にする事業の一つとして地域スポーツ教室というのがございますが、これはスポーツ推進委員が主管いたしますが、指導者は別に私どもの方でお願いして、指導していただくような形をとっております。また、ニュースポーツにつきましては、ちゃんと研修を受けて審判ができるような、また指導ができるような、そんな研修を重ねてから子どもたちに教える、そういう積み重ねをしているところでございます。

◯委員(赤坂大輔君)  免許は要らない。普及ということですかね。これは東京オリンピックの後にできた制度なのかなと勝手に理解していますけど。その辺については、免許は要らないということでここにいる皆様にも共通認識を持っていただきたいということです。
 あと、スポーツ環境の向上ですが、きょうは時間がないので、芝浦中央公園運動場だけに絞って聞きます。いろいろな人がいます。私は人間が好きなのですけれども、動物がもっと好きという人。その次、植物がもっと好きという人がいる。植物大好きという人とよく私は子どもの時分より常に闘いになりまして、闘争です。要するに、ただでさえ遊び場が少ないのに、趣味でもって植物をどんどん植えていくと。ちょっと植物を踏むと、何事かみたいになるわけです。迷惑だなと思う。趣味でやっているのだったら、私の趣味の熊本城とか大坂城のプラモデルを公園に置いていったら怒られるわけでしょう。植物を植えるというのは趣味です。鑑賞用とか。スポーツ施設に植物を植えているわけです。邪魔だなと思って。植物を見ないでいいのです。テニスのときはボールを見ればいいのです。バラが植えてあるのです。痛くて取りに行けない。ボールが外に行ったら、文字通りイバラの道です。
 衝撃的なのを見まして、年ごろの娘さんとお父さんとで、多分、娘さんは思春期で反抗的だったのでしょうね。お父さんがテニスしようよみたいな感じでやっているのだと思います。最初、娘も嫌々ながらやっていたけど、何となくうまくスイングして、いいな、いい情景だなと思ったら、ボールが外へ飛んで行った。お父さんが「いい、パパやってあげるから」と言って入っていったら、ズボンに全部バラのとげが刺さって、ズボンが脱げてしまう。片足やると脱げたりして、すごいバラの密度ですから、結局ズボンを脱がざるを得なくなった。父親の威厳も何もないなと思って、年ごろの娘さんの前でパンツ一丁ですからね。バラの意味はない。バラはテニスコートの周りに置く必要はないのです。どうでしょうかね、バラ。もうちょっと選べないですかね。

◯生涯学習推進課長・国体推進担当課長兼務(大竹悦子君)  芝浦中央公園運動場は、運動場とともに、区民の皆さんの憩いの場である公園としての機能も兼ね備えた場所となっております。このため緑被率なども定められて、緑をきちっと植える必要があることになっております。この芝浦中央公園の運動場にあるバラの植栽につきましては、地元の方に維持管理をお願いしておりますけれども、私もその季節に訪れたことがありますが、咲く時期は、大変きれいな公園として地域の方々に愛されて好評を得ている公園でございます。したがいまして、テニスをやっている方には少々ご不便をおかけするかもしれませんけれども、芝浦中央公園運動場のバラの植栽につきましては、現時点では他の植物にかえることは考えておりません。

◯委員(赤坂大輔君)  最初は何かすごいかたい、私は植物の名前って殊さら覚えないようにしているのですけれども、かたい緑のこんなのがあって、ボールを取りに行けないと課長に言ったら、芝生に一部分試験的にしてもらって、その芝生の上で弁当を食べたり、お父さん、お母さんのプレーを見たり、お父さん、お母さんが子どもたちのプレーを見たり、いいふうになっている。いいふうになったというのもあるので、バラは悪い例だと思っていますけれども、それについては、テニスをやっている人たちの意見を集約して、また意見提言したいと思っています。
 3番目は、図書館についてですけれども、新規予約の冊数が10冊です。これについては、区民の方はただで読めるから増やしてくれと。新刊本なんて予約件数が300件となっていると言います。ただ、私はどっちでもあって、出版社にいたこともあって、本が売れないと思うわけです。私、おととし新刊本を出したとき、予約何冊とかになってくれて、すごいうれしかったのですけれども、冷静になって、予約の方々は購入してほしいなと思いました。結構、新刊本を各図書館でばっと買ったりとかすると、そのブームが終わると、映画とかで取り上げられるとブームになって、一気に予約件数が増えるけれども、ブームが終わると余っていたりしてということです。だから、他区では何冊ぐらい、他区の実情と、あと10冊で適正なのかということをいま一度考える必要があるのではないかと思っています。新刊図書の取り扱い、今、本当に本が売れないですから、新刊図書を図書館がばんばん予約してやっていたら売れない。新刊図書は何カ月間か借りられなくするとか、昔CDでもありましたよね。CDレンタルでも、ニューアルバムとかはある程度の時期は借りられないとかいうのがあったので、その辺のあんばいについて、いかがお考えでしょうか。1と両方伺います。通告していた2つについて。

◯図書・文化財課長(沼倉賢司君)  港区での図書の予約数につきましては、10冊までとなってございます。ちなみに、CDとかDVDなどの視聴覚資料につきましては、それとは別に8組まで可能となってございます。
 他区の状況でございますけれども、他区におきましては、図書に関しましては、予約の可能数としまして、30冊というところが2区、20冊というところが8区、その他の区につきましては、10~15冊というような状況でございます。
 次に、新刊の予約についてでございますけれども、特に人気作家の新刊本などにつきましては、予約が200件を超えることも珍しくございません。図書館では予約の件数に応じて、該当の書籍を複数購入いたしまして、利用者の待ち時間の短縮を図っているというようなところでございます。購入につきましては、予約数の見込みですとか、状況にもよりますが、区内の図書館全館合わせまして、最大で15冊程度となってございます。

◯委員(赤坂大輔君)  今、本が売れなくて、本の文化の廃れみたいなものが問題視されていますから、長期的展望に立った解決をお考えいただきたいと思っています。
 最後に、中学校の休み時間の規定、規定という言い方も変ですね。休み時間に将棋をしていて、将棋盤を没収されたという相談が私のところに来て、囲碁・将棋を休み時間にやっていて、2人がうんうんうなりながらやっていて、周りで子どもたちが見ていて、今そこじゃないんじゃないとかというふうにやっている情景というのは、私はすごくいいなと思っています。だけど、担任の先生は、学校は勉強するところなので、将棋はだめだというのは、随分無粋だなと思って聞いていて、将棋に限らず、各担任の裁量にゆだねられているのかどうかわかりませんけれども、それはどういう規定というか、担任に任されているのか、学校の方針なのか伺います。

◯指導室長(平田英司君)  中学校における休み時間につきましては、次の授業の準備や特別教室等への移動、生徒の心身のリフレッシュなど、授業と授業の合間に10分間程度、給食後に20分から30分程度の休み時間を設けております。休み時間の過ごし方につきましては、生徒が安全に学校生活を送るとともに、落ち着いた雰囲気の中で授業の準備ができることを最優先に考えて指導しております。そのため、各学校では学校生活や授業に直接関係ないものを持ち込むことがないよう基本的なルールを定め、生徒が落ち着いて生活、学習ができるよう環境づくりに努めております。

◯委員(赤坂大輔君)  私も学生時代を振り返って、休み時間のことしか覚えていないです。休み時間にいかに遊びを工夫してということが、皆さんわかりますよね。休み時間というのは重要だということです。ですから、囲碁・将棋はいいのではないかと思いますということを申し上げます。担任の先生がちょっと頭かたい先生になると、本当に不毛な学年になったとかって、皆さん経験があると思います。遊びの天才たる子どもを大人が制限するのはおかしいです。
 以上です。