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議会活動

平成20年第3回定例会 平成19年度決算特別委員会 【土木費】

要旨

1 児童遊園について
「児童」遊園であるならば固定灰皿の撤去を。
子供達が遊園で遊ばなくなったのではない。大人や喫煙者が子供達を遊園から追い出したのだ。
2 その他

全文

◯委員(赤坂だいすけ君)
土木費ということで、日ごろ、よく仲間うちで軽く一杯という感じでお酒を飲みに行って、大体1杯で済むはずがないですね。2杯、3杯が1本、2本になり、明け方までになるということは、皆さんよくあることだと思いますけれども、そのように痛飲しますと、明け方はおなかがすきます。ラーメンとかカップラーメンが食べたくなるわけであります。胃もたれがしますが、しかし食べたい。食べたい欲求を我慢するとストレスになるということで、先日、同会派の池田委員と相談しまして、明け方のラーメンは朝食だと思えばいいのではないかということで意見が一致しまして勇気づけられまして、先日、赤いきつねをコンビニの前で朝食と思い込んで食べていました。胃にもたれちゃいけないので、油揚げを、猫が近くに寄ってきましたのであげましたら、おまわりさんに呼びとめられまして、油揚げを捨てちゃだめだと言われるわけです。「猫にあげようと思っているんです」と申し上げると、「油揚げは危険物です」ということで、「いや、でも猫は食べようとしていますよ」と言うと、おまわりさんは油揚げを持って、「熱い、熱い、この猫は食べない」とか言っているわけです。 危険物の定義を教えてくださいということで、おまわりさんと随分話しまして、おまわりさんは問い合わせまして、高温の危険物とは、発火性または引火性の性質を持つもの、もしくは発火または引火を促進する性質を持つものがあり、燃焼すると、その燃焼速度が速く、しかも、火災が拡大しやすいので消火が困難であるものという趣旨をおっしゃっていまして、油揚げは危険物じゃないですねということで、そのおまわりさん、自ら猫に油揚げをあげてくれまして、その後、私は問題を投げかけました。「高温のたばこは危険物ですよね」と申し上げましたら、また問い合わせるわけです。たばこの中心部は700度から800度、突端部で200度から300度。厳密には刃物と同じ危険性を有しているということで、そのおまわりさんは、歩きたばこをしている方は危険物所持だというふうに考えたらしくて、目を輝かせて、道行く方々に注意しているわけです。現在もそのおまわりさんは東奔西走で縦横無尽に活躍されていることだと思います。かなり変わったおまわりさんでありまして、彼の行く手には幾多の困難や障害や世間の壁が待ち受けてあるであろうということは予想にかたくありません。しかしながら、たばこが刃物にまさる危険物であるという認識だけは同感いたしました。 昨年の決算特別委員会における、この款におきまして、私は南青山の青葉公園が会社員の喫煙所と化している状況について質問させていただきました。その際は、赤坂地区総合支所の地区活動推進課の塚田課長さんが遊具近辺の禁煙看板設置など、迅速な対応をしていただきました。現在、遊具の周りでは、お母さん、お父さん方が禁煙という看板に勇気づけられまして、「遊具の周りは、済みません、ご遠慮いただけますか」みたいな感じで、うまく共存しているかのように思えて、いいことだなと思っています。 現在、港にぎわい公園づくり基本方針に基づいて、児童遊園の見直しを検討されていることは存じております。まずは公園と児童遊園を区別している基準をお教えください。立地でしょうか、面積でしょうか。また、性質上の違いについて、いま一度確認のためお伺いいたします。

◯土木計画担当課長(波多野 隆君)
まず、広さにつきましては、公園と児童遊園についての厳密な意味での違いの基準はございません。実態から見ますと、例外はあるものの、公園はおおむね1,000平方メートル以上、それより小さいものは児童遊園とお考えいただければ、大体当てはまります。大きな違いは、むしろその管理法にございます。公園は区の公園条例によるだけではなくて、都市公園法によっても管理されておりまして、公園の保存義務や設置できる施設が制限されるなど、児童遊園よりは公園機能の確保が厳格なものとなっております。 一方、児童遊園につきましては、区の児童遊園条例に基づきまして管理をしており、公園機能を補完し、地域の子どもたちのより身近な遊び場の場所となるよう位置づけられております。

◯委員(赤坂だいすけ君)
子どもたちの身近な遊びの場所とおっしゃるからには、児童遊園と名づけているわけですから、禁煙にすべきではないかと思っております。私も子どもとの散歩において、動き回る散歩では幾たびもひやっとする場面に遭遇します。一つは、車はさることながら、一番怖いのは公園の歩きたばことかですね。子どもの目の高さに火がありますと、公園から違うところで遊ぼうかななどと思うわけです。私の近隣でも、最もたばこが吸われている場所は、固定灰皿を設置しております桑田記念児童遊園であります。まずもって児童遊園になぜ固定灰皿が設置されているのか、おかしいと思うわけであります。せめて固定灰皿は撤去した方がよろしいのではないでしょうか。児童遊園が会社員の喫煙所と化しております。固定灰皿があるから、当然たばこを吸っていい場所であると認識する喫煙者、固定灰皿があるから、たばこを吸っているのは当然で仕方がないとあきらめる子どもを連れている親たち、区内における児童遊園の固定灰皿設置状況についてお尋ねいたします。

◯赤坂地区総合支所地区活動推進課長(石橋 潔君)
児童遊園の数は、各総合支所合計で60園ですが、そのうち固定灰皿が設置されている児童遊園は、麻布地区で3園、赤坂地区で、今委員ご指摘の桑田記念児童遊園も含めて2園、合計5園となっております。

◯委員(赤坂だいすけ君)
先ほど面積の話もありましたけれども、大まかに児童遊園は公園よりは小規模であるということで、分煙が物理的に難しいということですね。スマートにたばこを吸っていらっしゃる方が多いです。それもわかるのですけれども、狭いところだとなかなかそういう配慮も効果がないということで、児童遊園を禁煙エリアにしていただきたいと。いろいろな意見があります。固定灰皿がないと、吸い殻が散らばるという悲観的な意見にも遭うわけですけれども、そこは散らかすという行為自体に問題がありますから、まずは喫煙してもいい場所と思わせないことから始めたいと思います。禁煙エリアにしていただくということについてはいかがでしょうか。

◯赤坂地区総合支所地区活動推進課長(石橋 潔君)
児童遊園は児童の健全な遊び場を与え、その健康を増進することを目的としています。委員ご指摘のとおり、児童遊園を禁煙とする必要があると考えます。しかし、一部の児童遊園では、地元のご要望により固定灰皿を設置した経緯もございます。今後、地元と協議、調整をしながら、児童遊園を禁煙とし、すべての児童遊園から固定灰皿を撤去することを検討してまいります。

◯委員(赤坂だいすけ君)
先ほど桑田記念児童遊園の話が出ましたけれども、トイレが最深部にあります。奥にありますので、公園に全く用がない方がくわえたばこで、大体、タクシーの運転手なのですけど。くわえたばこでただ通行すると。トイレが入り口にあれば、まだいいのかなと。そこに固定灰皿があれば、そこでたばこを消すのかなとも思いますし、トイレの位置というのは、これは何かいわれがあるのか。動かすのは可能なのか。どのような工夫があり得るのかお教えください。

◯土木事業課長(佐野和典君)
桑田記念児童遊園のトイレにつきましては、児童遊園を改修する際に、地元の方々の要望等を踏まえて位置を決めております。児童遊園トイレの設置につきましては、防犯上の観点や利用者にとってわかりやすく、かつ子どもたちの利用状況等を勘案しながら計画し、児童遊園に隣接する住民の方々の意向等を踏まえた上で、最終的な位置を決めております。

◯委員(赤坂だいすけ君)
さまざまな意見をお伺いしながら集約していってあり得べき、子どもたちが明るい声で遊べる児童遊園にしていくために、皆さんの英知を結集してやっていきたいと思っております。公園の話とか、遊び場の話を私はよくいろいろな世代の方とするのですけれども、結果的に、昔はこうできたよねとか、ああできたとか、昔はよかったね、今はかわいそうだねということで大体終わるのです。子どもは遊びの天才ですから、どこでも遊ぶのです。大人の理解があれば遊べる。 最後に、近隣の方にいろいろ聞きましたら、児童遊園で遊ばない理由として多く挙げられたのは、1、喫煙者が多く危険。2、見知らぬ大人が多く出入りしている。3、子どもが騒ぐと、にらまれたり、怒られたりするなどの外部要因を挙げておられます。ということで、行政のみならず、ここに集う議員の皆さんも1,000人近い負託を受けていらっしゃるわけですから、各地域で、持ち場で民意を醸成していただきたいと思っております。質問を終わります。