ご報告
先だってはお騒がせをしました事、附託を頂いた方々には誠に申し訳なく存じます。
しかしながら、報道内容は相も変わらず全体的な状況やニュアンスが全くと云っていい程事実を反映しておりません。事実のあらましを申し述べます。
私は以前より某所を拠点とする紹介斡旋業のグループと付き合いがあり、様々にお世話になっておりました。のちにその方々は反社会勢力であるとの説明を受けましたが、私自身そのような事実を知り得ませんし、確認できておりませんでした。
GW中に私は別のメンバーとバーベキューをした後に、紹介斡旋業グループの代表格の方と合流し、その方が率いていた男女数人も合流し、十数人で酒を飲んで色々な話をしました。しかし、そのうちの二人は未成年で、親から捜索願を出されていた家出状態の子だったらしく、後日、その二人の親から被害届を、その場の会話で最も目立っていたのであろう私宛に狙い撃ちで出されました。
もっとも、私の職業に目を付けた捜査関係者が、その親へ私に対して被害届を出すよう使嗾したのだと思います。報道内容は事実と相違し、そもそも私自身は未成年者と殆ど話をしておりません。報道の会話内容は代表格の方がしていたものです。「私は未成年者とは話しておらず、その場で飲食していた全員に向かって話していた事」「被害届を私宛に狙い撃ちに出した意図」「私が違法斡旋をしようとした疑いをかけられていた事」等々強い憤りを覚えております。
捜査の主眼は、斡旋グループの実情や違法性、斡旋グループルートについての洗い出しだったようですが、私からは違法性のある証拠は一切出る事がありませんでした。
弁護士の話では被害届を出した親らも私から示談金をせしめる事が出来ないと悟ったあたりから後ろ向きになったらしく、商売斡旋をしてきたのは私ではなくそのグループの代表格の方であるという事実も仄めかしていたようです。取り調べも右往左往した感じで、私自身も当然に完全否認を続け、平行線を辿った末にわけのわからないままに処分を受け入れました。収束を早めたい一心でした。
捜査関係者のレクチャーによってマスコミが報道するわけですが、今までHP等で捜査・マスコミ批判を繰り返し、港区議会で「虚偽報道に負けない会」という会派名で活動を行っている私に対する意趣返しであり、私の名誉を傷付け、特定のイメージに仕立て上げる事で、今までの社会的経歴(幾多の学校にてテニスを指導してきた)を貶めたいイメージストーリーがあり、それに乗せられたというのが実態です。
ただ、私が付き合ってきた人間関係にも疑いをかけられるだけの瑕疵があるとの指摘は免れようがありません。捜査側が描いた事件ストーリーを認めないと日常の支障が続くので収束を急いだというのも事実です。
今回の事案は正直訳が分からず、今後私が出来る事は、知人との付き合い方を変え、清貧に努めるという事の他はありません。
さて、今後の活動ですが、無論、議員活動は鋭意続行致します。
今回の事案も人間関係に慎重にならなければならない事以外は、何ら法に触れるような間違ったことはしていないと確信しているからです。
因みに検事からは「否認という事で反省の意思がないなら、反省させるために勾留を延長する」だの、「議員辞職をし、反省の意思を示すならば不起訴にするかもしれない」等々の不当な要求もされましたので、意地でも辞職するつもりはありません。
現在、議会にも出席を続けており、活動に何ら支障はありません。今までの4期16年間、最も実績を残した議員であるという御評価への自負心を抱きつつ、残りの任期を完全燃焼して参ります。お騒がせしました事、誠に申し訳ございません。
令和4年9月
赤坂大輔拝